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IT基礎知識

GitHubって何?非エンジニアでもわかる超入門ガイド

(更新:2026年7月9日

Webサイトの制作やAIツールの話題になると、必ず出てくる「GitHub(ギットハブ)」という言葉。

名前は聞いたことがあるけど、実際に何ができるのか分からない。エンジニア向けのサービスでしょ?——そう思っている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、GitHubは今やエンジニアだけのものではありません。AIを使ってWebサイトを作ったり、業務を自動化したりする場面で、GitHubの基本を知っているだけで「その先」に進みやすくなります。

そして、もうひとつ先に伝えておきたいことがあります。GitHubのコマンドや操作手順を暗記する必要はありません。大枠の概念さえ理解していれば、具体的な操作は「AIに聞けばいい」時代です。この記事で目指すのは、暗記ではなく「ああ、そういうものなのね」という理解です。

GitHubとは?一言でいうと「コードの保管庫」

GitHubを一言で表すなら、「プログラムのコードをインターネット上に保存・管理できるサービス」です。

たとえるなら、Google Driveの「コード専用版」のようなものだと思ってください。

  • Google Drive → 文書や写真を保存する場所
  • GitHub → プログラムのコードを保存する場所

ただし、GitHubがGoogle Driveと大きく違うのは「変更の履歴をすべて記録してくれる」という点です。これが次に説明する「バージョン管理」という考え方です。

なぜGitHubが必要なの?——「バージョン管理」という考え方

仕事でこんな経験はありませんか?

  • 「提案書_最終版.pptx」
  • 「提案書_最終版_修正.pptx」
  • 「提案書_最終版_修正2_これが本当の最終版.pptx」

ファイル名がどんどん増えて、どれが本当の最新版か分からなくなる。これはコードの世界でも同じです。

GitHubは、この問題を解決してくれます。ファイルを上書き保存しても、「いつ」「誰が」「何を変えたか」がすべて記録されるので、過去のどの時点にでも戻ることができます。

つまり「最終版_修正2」のようなファイル名をつける必要がなくなるのです。

最低限覚えておきたい用語4つ

GitHubには独特の用語がありますが、まずはこの4つだけ押さえておけば大丈夫です。くり返しますが、暗記する必要はありません。「こんな言葉があるんだな」くらいで十分です。AIに相談するとき、これらの単語を知っているだけで会話がスムーズになります。

1. リポジトリ(Repository)

コードを入れるフォルダのことです。プロジェクトごとに1つのリポジトリを作ります。

たとえば「会社のホームページ」のコード一式をまとめて入れる場所が、リポジトリです。

2. コミット(Commit)

変更を記録する操作のことです。「この時点のコードを保存します」というセーブポイントだと思ってください。

ゲームのセーブ機能と同じで、いつでもこの時点に戻ることができます。

3. プッシュ(Push)

自分のパソコンのコードをGitHubにアップロードする操作です。

手元で変更を加え、コミットして記録し、プッシュでGitHubに送る。この3ステップが基本の流れです。

4. プルリクエスト(Pull Request)

「このコードを取り込んでください」というお願いのことです。略して「PR」とも呼ばれます。

チームで開発するときに、自分の変更を他のメンバーに確認してもらってから反映する仕組みです。個人で使う場合は、あまり意識しなくても大丈夫です。

コマンドは覚えなくていい——AIに聞けばOK

GitHubを使うには、本来ターミナル(黒い画面)でコマンドを打つ必要があります。たとえばこんなふうに。

git add . → git commit -m "変更内容" → git push origin main

正直、これを見て「無理だ」と思った方もいるかもしれません。でも、安心してください。このコマンドを覚える必要はありません

今はClaude CodeのようなAIツールに「GitHubにコードをアップロードして」と伝えるだけで、AIが正しいコマンドを実行してくれます。あなたがやるのは、AIへの指示と、最後の確認だけです。

大事なのは「コマンドを暗記すること」ではなく「何をしたいかを言葉にできること」です。

  • 「コードをGitHubに保存したい」→ AIがpushしてくれる
  • 「さっきの変更を元に戻したい」→ AIが履歴から戻してくれる
  • 「このリポジトリをVercelに連携したい」→ AIが手順を教えてくれる

この記事で紹介した用語(リポジトリ、コミット、プッシュ)を知っていれば、AIへの指示がぐっと的確になります。つまり、概念を理解していることが、AIを上手に使うための土台になるのです。

GitHubを使うとこんなことができる

「でも、自分はエンジニアじゃないし……」と思った方へ。GitHubが役立つのは、コードを書く場面だけではありません。

AIで作ったサイトを公開できる

Claude CodeなどのAIツールで作ったWebサイトのコードをGitHubに保存し、Vercelなどのサービスと連携すれば、ワンクリックでサイトを公開できます。GitHubがあることで、「作ったコードを世界に届ける」導線がつながるのです。

変更履歴が残るから安心

AIにコードを修正してもらったら、思い通りにならなかった——そんなときでも、GitHubに保存していればいつでも前の状態に戻せます。「やり直しが効く」という安心感は大きいです。

他の人と共有しやすい

「このサイトのコードを見てほしい」と制作会社やエンジニアに相談するとき、GitHubのURLを共有するだけで済みます。ファイルをZIPに固めてメールで送る必要はありません。

GitHubは無料で使える?

はい、個人利用なら無料です。アカウント作成も無料で、公開リポジトリ(誰でも見れる)も非公開リポジトリ(自分だけ見れる)も無制限に作れます。

有料プランもありますが、個人や小規模なプロジェクトなら無料プランで十分です。

まとめ

GitHubについて、最低限押さえておくべきポイントを整理します。

  • GitHubは「コードのGoogle Drive」——コードを保存・管理するサービス
  • 変更履歴がすべて残る——いつでも過去の状態に戻せる
  • 覚える用語は4つだけ——リポジトリ、コミット、プッシュ、プルリクエスト
  • コマンドの暗記は不要——概念さえ分かれば、操作はAIに任せられる
  • AIで作ったサイトの公開に必要——GitHubとVercelを連携してサイトを公開
  • 無料で使える——個人利用なら完全無料

GitHubは、プログラミングの知識がなくても「コードを安全に保管する場所」として十分に活用できます。そして、AI時代に本当に必要なのは、コマンドの暗記ではなく「何をしたいかを言葉にできる力」です。

この記事で得た知識は、その力の土台になるはずです。

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